しんぐる わいふ らいふ」のたかちゃんとお話ししていて、 私のコラムに反応があったことを知り、 びっくりしてその文章を読んだ。<これまで、ほとんど見てなかった人^^; 今、私の学校にも教育実習に大学生のみなさまが来ている。 初初しくって、緊張感が肩のあたりにただよわせて、 一生懸命指導教官の後をついていってる姿は カルガモの親子を見てるみたいで、なんだか楽しい(ごめんなさい)。 ああ、私にもあんな時代があったのね(涙) でね、「いったいぜんたいどうして教員になったのか」っていう話をちょっと書こうと思って。
大学4年生の頃、周りに流されながら教職のための単位を取っていた私は、 「教員採用試験(私の大学では、『教採』って言ってたけど…)」っていう壁にぶち当たった。 周りには「俺が先生にならなくて誰がなる!」みたいな熱血教師志望の友達と、 「やっぱ、私にはあってないかも」と一般企業や公務員試験に切り替えた友達。 でもさあ、そもそも自分が何になりたいか、なんてハッキリ決めてなかった私は、 そのどちらも選べなかった。 ある時、ふらふらといつものコーヒー屋さんでボオッとしてたら、 向かいのビルから、アリのように人がドッと出てきたの。 リクルートスーツを着て、書類ファイルを脇に抱え、能面みたいな顔で出てきた、 私の就職戦争のライバル達。 ああ、こんな人間にはなりたくないって、ものすごく強く感じてしまって(ごめんなさいpart,2)。 一般企業への就職希望を一気に失った私は、消去法で教員の道を選んだ。
教採は各都道府県と、一部都市の教育委員会によって行われる。 つまり、何度か受けるチャンスがあるってこと。 地元と、隣の県の願書を取り寄せて、とりあえず提出。 試験まではとりあえず、受験勉強に必死になり当日を迎えた。 そこには、衝撃的な光景があった。 私が拒絶反応を示してしまった、あの姿がそこかしこにあった。 リクルートスーツに書類ファイル。 気づくと自分も、同じ格好をしている。 筆記試験と、集団面接。 面接の時には、どこかの参考書で読んだことのある文章が隣の人の口から出てきた。 「どうして、教師になろうと思いましたか?」 こう聞かれたとき、私以外の受験者は一斉に手を挙げたけど、私は挙げられなかった。 流されただけで、こんな所に来ちゃった自分に対して、なんかあきれてしまった。 試験の途中で、「ダメだな、こりゃ」って、本気で思った。 中途半端な気持ちで教採に落ちた私は、 今更他の就職試験に向かう気持ちも起こらず、 何とも言えない気持ちで毎日を送った。
ある時、親しくさせていただいていた教授に呼ばれ、 「就職しんのやったら、ここに行ったらどうや?」と、一つの書類を渡された。 「特殊教育特別専攻科」の文字。 「ここはな、1年で特殊教育の免許と専修免(通常、大学院卒業で取得できる教員免許)が1年でとれるとこや。 僕の知ってる先生も教えてはるし、もともと教員が放課後に通えるように、夜の授業が多い。 君みたいな宙ぶらりんな人やったら、昼間は教採の勉強して、夜授業受けてたらいいのとちがうか?」 特殊教育って何? 夜の授業が多いってどういうこと? っていうか、私、もう教採は受けないと思うんですけど…
だけど、フリーターをして生活する自信のない私は、 勧められるまま、願書を提出。 その後、「これ見ておくと、いろいろ役に立つで」と、見せられた私は、 ショックで目を伏せずに入られなかった。 (つづいちゃうのだ)
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